自然災害に対する建築物の安全性は建築基準法などで規定されていますが、犯罪行為に対する対策は個人に委ねられています。
空き巣被害は、共同住宅が30%、一戸建て住宅が70%となっています。
共同住宅では出入口からの侵入が50%で窓からが40%であるのに対し、一戸建て住宅では出入り口からが35%で窓からが57%と窓からの侵入が多くなっています。
今回は住まいの防犯対策を紹介したいと思います。
①防犯カメラ
最近は録画機能だけでなく外出先からリアルタイムで確認できるものや、AIによる異常検知機能を備えたものもあります。
AI防犯カメラ
異常な動きをAIが自動的に検出し、スマホに通知する機能があります。
スマートホーム連携
スマートロックや照明と連携し、不審者が近づくと自動でライトが点灯するなど防犯対策を強化できます。
②スマートロックで安全な玄関ドア
従来の鍵からスマートロックに切り替えることで便利で安全な環境を作ることができます。
スマートロック
鍵を持たずスマホで施錠・解錠が可能です。遠隔操作で施錠忘れの心配もなくなります。
一時的な鍵のシェア
家族以外に一時的に鍵を渡したい時にアプリ上で鍵のアクセス権を送ることで安全な運用ができます。
③窓の防犯対策
窓からの侵入を防ぐために、防犯ガラスや補助錠の設置も有効です。
防犯ガラス
2枚ガラスの間に特殊なフィルムを挟んだ構造で、割れてもすぐに破壊されないようになっています。
補助錠
窓に補助錠を設置することで不正な開閉を防ぎます。
手軽に取り付けれるタイプも増えており新築、リフォーム時に検討すると良いでしょう。
④センサーライトの設置
不審者が近づくと自動で点灯し、心理的に侵入を抑止する効果があります。
ソーラー充電式センサーライト
電源がない場所でも取り付けができ、玄関や庭、駐車場などで活用できます。
人感センサー
人の動きを感知して点灯するので不審者が侵入を諦める可能性が高まります。
スマートホームと連携してスマホに通知する機能もあります。
住まいの立地や周囲の環境によって防犯対策も異なることがあります。
ご近所との連携も大切です。
良好なコミュニティを形成し、不審者に人の目、気配を感じさせることで犯罪の抑止が期待できます。防犯対策を意識して安心して過ごせる住まいを目指しましょう🏠
最後までお読みいただきありがとうございます☺