日本人にとって木材は香りや触り心地の良い素材の一つです。
特に無垢材は天然木をそのまま使用し、接着剤などの化学製品を使わないため、自然の温かみを感じられる魅力的な素材です。
しかし手軽な合板とは違いデリメットもあります。
無垢材の種類や特徴、注意点について紹介します。

無垢材のメリット
温かみを感じる
天然木なので木目の色や模様が一枚一枚異なり木そのものが持つ美しさがあります。
見た目だけでなく樹木の香りも心地よく、温もりを感じます。
人工的な合板にはない魅力です。
心地よさ
日本は靴を脱いで家に上がり、床に座ったり寝転んだりするため肌触りや足触りが良い
無垢材は快適です。
経年変化を楽しめる
無垢材は年月が経つにつれて色合いや艶が変化し、成長するように感じられます。
調湿効果がある
湿度が高い時は、無垢材が湿気を吸収してくれるのでジメジメした不快感もなく
カビも発生しにくいです。湿度が低い時は、無垢材から水分を放出し乾燥を防いでくれます。
身体と環境に優しい
無垢材フローリングは使用する大きさに合わせて丸太から切り出された木材なので化学接着剤は使用していません。人に優しい木材です。
また、自然素材なので処分する場合も環境に優しく再利用も可能です。
断熱性や調湿効果があるため光熱費節約にもつながり、地球にも優しい建材といえます。
無垢材のデリメット
水に弱い
水に濡れると水分を吸収しやすく変形やカビのリスクがあります。
水回りで使用する際は水分をこまめに拭き取ることや防水加工などが必要です。
価格が高い
天然木をそのまま使用するため素材に限りがあり価格は高めになります。
ただ長期間使用できるのも無垢材の強みなので長い目で見るとコスパが高い建材だと言えます
ひび割れや傷つきやすい
優れた調湿効果がありますが一方で、この特性がデリメットになることもあります。
水分の吸収で膨張し、放出で収縮するため膨張と収縮の繰り返しによって反りやひび割れが発生しやすいです。
しっかり乾燥させて含水率を調整し反りが出にくい加工をされている無垢材を選ぶことが必要です。表面加工されていない天然の木であることから傷つきやすいという欠点もあります。
表面を保護するにはワックスをかけるなどお手入れ方法を知っておく必要があります。

無垢材の種類と特徴
無垢フローリング材に使用される木材の種類は豊富です。
大きく分けて広葉樹と針葉樹に分けられます。
広葉樹
天然で自生するものが多く伐採できる数量に限りがあります。
成長が遅く無垢材の製品となるまで時間がかかるため比較的高価な傾向があります。
硬くて重い性質があり耐久性が高いです。
広葉樹に属する無垢フローリングを紹介します。
オーク

広葉樹の中でも人気があり耐久性・耐水性に優れています。成長が遅いため木目が緻密で様々な美しい木目があります。建材のほかにウイスキー樽などにも利用されています。
ウォールナット

クルミの木で世界三大銘木の一つとして人気の高い高級材です。木目が美しく重圧感があります。また加工性に優れ衝撃にも強いため、高級家具材や楽器にも愛用されています。
メイプル

カナダの国旗になっているメイプルは北米やカナダが主な産地です。白く滑らかな質感と美しさから「白の女王」と言われる無垢材です。加工性にも優れ適度な硬さを持ち、割れや毛玉立ちが少ないことからも高級無垢材として使われています。
チーク

東南アジアを中心とした亜熱帯の気候で育つチークは油分が多いため、水に強く耐久性にも優れ腐りにくい特徴があります。年月と共に木目が濃くなっていく変化も楽しめます。
タモ

日本をはじめ中国やロシアなので生育しており強固で高い弾力性を持つ特徴から床材以外にも野球のバットなどにも利用されています。
クリ
日本でもおなじみの栗の木は耐久性や硬さに優れており古くから神社仏閣や住居の床材や天井の梁などの建材として利用されています。波模様のような木目で年月を経て模様が濃くなる変化も楽しめます。
バーチ

カバノキの一種で日本ではカバサクラやサクラと呼ばれ、白からピンク色で美しい光沢と手触りの良さが特長です。キズや水にも強く建材に適しています。価格もお手頃なので広く流通しています。
針葉樹
成長も早く無垢材の供給量も多いため比較的に安価です。軽くて加工もしやすくフローリングにも向いていますが傷つきやすい欠点があります。
針葉樹に属す無垢フローリングを紹介します。
パイン

アカマツを原料とした木材で世界でも流通量や伐採量も多くフローリング材としては安価でさまざまな用途に使われています。
針葉樹の中では比較的に硬くて油分を多く含むといった特徴があります。
スギ

スギは日本を代表する樹木です。まっすぐ成長するため加工しやすく粘りがあり柔らかく通気性や防水性も高いため古くからさまざまな用途に使われています。香りも良く日本人にとって身近な建材です。
ヒノキ
スギと並んで日本を代表する針葉樹です。香りの高さやヒノキオールといった成分が含まれた抗菌性やアロマ効果もあり浴槽に使われることが多いです。
爽やかな香りでリラックスでき日本家屋や和モダンスタイルのリビングなどにも採用されています。
無垢材の寿命は30~50年と言われていますが、長持ちさせるには定期的なメンテナンスが欠かせません。水に強くないため、液体をこぼしたら直ぐに拭き取るようにしましょう。
汚れが気になるときは中性洗剤で抜き取ります。
一年に一度は無垢材に使えることを確認したワックスを使用して美しい状態を維持してください。
お気に入りの床材に囲まれて自然のぬくもりを感じられる生活を楽しんでください。

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